ゆげゆげ日誌

中小企業に勤めるサラリーマンです。育休、趣味、その他について呟いています。

義父母到来

 2ヶ月検診が終わり、そこから半月ほど経過した頃、義父母が大分へとやってきました。

 ともあれ、嫁にとっては実の父母であり、娘にとってはおじいちゃん、おばあちゃんです。嫁と義父母の仲が悪いわけではないので、僕も仲良くすることに異存はありません。

 とは言え、片道3~4時間かかる距離なので、「気軽に会える」と言うわけでは無く、手を借りたい時、具体的には娘を預かって欲しい時にはお願い出来ない間柄、と言うので善し悪しではありますが。

 さて。

 世の中に、祖父母との関係は3種類あるようです。

 今日はそんなお話。

 

 祖父母への期待って何でしょう?

 正直に言えば、自分達の手が届かないところを助けて貰いたい、と言うのが僕が娘から見た祖父母、つまり実の親や義理の親に期待するところです。具体的にはお金と手間! 休みたい時に一日でもこどもを預かってくれるとか、ご飯を作れない状況でご飯を用意してくれるとか、そう言うサポートをお願いしたいですし、してくれるのはとても良い祖父母です。……例えそれが気まぐれでも!

 そう言えば育児漫画を読むと「夫は駄目だけど、義理のお母さんは凄くサポートしてくれる」とかありますね。本当にそうなのか……?

 ともあれ。

 多くの育児書でも「祖父母との関係」という項目が用意されています。

 また、保活においても「祖父母との距離」が取り沙汰されます。ちなみに大分市は同市内に祖父母が住居を構えていると、住居を構えていない人より少しだけ不利になります。また、保育園からは「おじいちゃんおばあちゃんが迎えに来る時は必ず連絡して下さい」と見学段階で言われるので、やはり、田舎であるこの町では、育児と祖父母は切っても切れない関係もあるのでしょう*1

 育児書の中では「祖父母からお金が出れば口や手も出る物だと思って下さい」と言う一文がありました。

 こう言う記載をしたら判ると思いますが、義理の父母はその記載通り「金を出すけど口を出す人達」なのです。

 ちなみに実の親は「金は出さないが口も出さない人達」でした。それもどうなのか*2

 多分最悪は「お金を出さないけど口だけは出す」という人達でしょうね。そうでは無くて良かったと思っておきましょう!

 

 さて。

 そんな義父母と三日間過ごすことになりました。

 家でムスメと顔併せした初日。

 公園に義父母、嫁、私、ムスメの5人で出かけた二日目。

 そして、見送りをする三日目。

 その三日目で義母が爆発しました。我々の子育てについてです。

 義母の指摘点は4つ。

  1. 布のソファが気に入らない。ハウスダストなどのアレルギーが出る前に合皮、或いは革製のソファにする事。
  2. 家の中が汚いのが気に入らない。段ボールに荷物入れて置きっぱなしが目に付く。
  3. 金銭感覚が如何かと思う。二日目の夜に食べに行ったところは個室ありだったけど、赤ちゃん連れて行く場所じゃ無い(寿司メインの小料理屋でした)。
  4. 男が育休取ってどうするのか!

 はい。4番目は完全にパタハラ*3です。しかし、まさか義母からそんな文句を聞く日が来ようとは……。

 ちなみに3番については赤ちゃん連れていけそうな個室のあるお店で且つ、大分の料理を出してくれるお店を探した結果だったので、ここで自分のミスは二つ。

 一つ目は一回も行ったことのないお店を選んだこと。予約段階で赤ちゃんOKと言われたのですが、案内された個室も狭く*4、赤ちゃんの泣き声が店中に響き渡ったので、「あ、ここは来るべき場所じゃないな」とご飯食べる段階で分かってしまった事。

 二つ目は、無理に大分のご飯を探さなくてよかったのでは? という事。やはり赤ちゃん連れだとファミレス最強だなぁ、と*5

 2番については、荷物のしまう場所を考えている間に放置になってしまったので、これは素直に反省し、以降は、荷物が到着次第、即片づけることを妻と誓うのでした。アマゾンでの購入が多いと、段ボールが散乱しても気にならなくなるので、気を付けましょう。基本は即開封即段ボール破棄がおすすめです。

 で、ソファの件ですが、実はずっと指摘されていましたが、そんな財力あるかーと、ガン無視していたのですが、もう、改善しなければどーにもならないんだろうなぁ、とそんな感じに。

 むむ。無印良品で買ったソファ、嫁と同じ意見で気に入っていたんだけどなぁ……。

 

 ただ、幸い、「金と口が出る」タイプの義父母でしたので、いくらか頂いていたお金をソファ代に回すことに。

 善は急げ。義父母が帰ったその日のうちに早速、ムスメを連れて嫁と家具屋巡りです。

 まず、今回の目的は合皮、あるいは革製品であること*6

 ルンバが通れるスペースが足元にあること。

 将来的に親子三人が並んで座れること。

 で、古いソファは処分してくれること*7

 買えなかったら諦めればよいから、妥協せずに買おうと決意し、そして、近くの家具屋さんを巡ること3店舗目。

 地域密着型を謳うそこに、なかなかいい具合のソファがあったのです。高級店のイメージだったのですが、お値段的にはそこそこ手ごろ。

 いや、イメージだけで決めつけ良くないです。マジで。

 さて、ソファは見つかった。

 見てろよ、お義母さん! 次はぎゃふんと言わせてやる!*8

 

 ……ああ、どこかに「お金しか出さない祖父母」っていないものですかね。概念ですか。そうですか。しょぼん。

*1:おそらく東京を始めとした「都市」では核家族化の影響でそんなに祖父母との関係を取り沙汰することは……多分無いですよね?

*2:望むべくは「金を出して口は出さない」祖父母ですが、まぁ、無理でしょう。私もお金を出せば口を挟みたくなります。主に妹夫婦と甥姪に。

*3:パタニティ・ハラスメント、男性の育児参加に対するいやがらせ行為。企業でも問題視されている奴。

*4:また、掘りごたつ系の和室だった為、寝かせても動かれると危なかった

*5:次回以降は僕が料理を作って義父母にごちそうする話になってしまいました。

*6:本革は高いので、合皮になると想像していましたが、想像の通りでした。まさか3倍も違うとは……

*7:このサービスはむしろ当然と言う感じでありました

*8:嫁曰く、「なんにでも文句言う人だから気にしないほうがいいよ」 ……せ、せやな。