ゆげゆげ日誌

中小企業に勤めるサラリーマンです。育休、趣味、その他について呟いています。

そもそも育休の取得について

 育休取得についてどの段階で考え出したかというと、ちょっと悩みます。

 

 対外的なアプローチとして、僕が育休取得する事を望んだのは他でもない妻でした。

 あと、会社の偉い人から「狭霧くん、仕事との折り合いもあるかも知れないけど、育休取得について考えてみて欲しい」と言われたのもあります。

 また、仕事上のゴタゴタがあり、そこから切り替えたかったと言う思いがなかったとは言いませんが、会社で男性育休を取得する人が全くいなかったと言う現状もあり、二人の子供なのに妻だけに苦労を押しつけることも出来ないと言う考えもあり、育休取得に踏み切る決意をしました。

 

 正直言えば、根が小心者のため、上司に相談するのに躊躇ったりとか、報告後にやっぱり一悶着あったりとか、それなりのゴタゴタはありましたが、結果として一年間の育休を取得することが出来ました。 

そもそも「育休」って?

  育休の話をする前に、「育児休業」と「育児休暇」の違いについて、自分なりの説明をします。

 似て非なる日本語ですが、育児休業とは即ち、育児の為に仕事を停止し、休むこと。育児休暇は育児の為に仕事を(一時的に)休むことの違いです。

 要するに半年間の育休とか、一年間の育休*1育児休業、子供が生まれそうなので出産立ち会いの為に休みますとか、入学式の為、公休を使って休みます*2とかが、育児休暇なのです。

 育児休業は会社からお金が出ませんが、その間、国から育児休業給付金が出ます。

 育児休暇は一時的なことなので、当然ながら給付金は出ません(会社としては単なる有給扱いの可能性もあります)。

 と言うわけで、育休と短縮せずに「育児休業」と言うか、「これは育児休暇ではありません」と言うべきだと思います。*3

 

育休取得にあたって

 ぶっちゃけて言います。

「利用出来る制度は全て利用した方が良い」

 これは、Uターン活動をした後*4に知ったのですが、公的な交通費の補助があり、後々、「その制度を利用すればもう少し安心した活動が出来たのに!!」と臍を噛んだ経験によるものです。

 そう、国や県、市は「制度を知らない物に得になる方法を教えてくれない」のです。

 よって、もしも自分が何らかの利益を得ようと思うのであれば、グーグル先生に叩き込むなりで、調べることが大切なのです。

 つまり、育児休業給付金のことを知らないと「育休中は無給なんだろ? 生活費どうするねん」となりかねないので、そう言う情報は大事なのです。

(ちなみに私の場合、その話を聞くまで「育休中は貯金で過ごすのか」と思ってました。いや、恥ずかしい。でも、雑談レベルでしたが、上司からも無給で大丈夫なのか? との話を受けたなぁ……)

 その他、社会保険料が免除される為、実質2割~4割程度の収入減(収入は半年間67%、以降50%になりますが、社会保険料の免除額が約10%の為、現在の収入の77%~60%との計算をしています)と考えています。

 そして、出産とか育児で確かに物入りですが……。

 育休の間、旅行とかは無理ですし、育児に専任すると、お金使わないんですよね。

 2割減程度ならざっくり吸収しちゃいます。

 まぁ、賞与については「評価なし」なので基本的には何処の会社も払わないようですが……。

 ああ、PS5よ……。*5

 

*1:私が取得しているのは一年間の育休です

*2:弊社にはありませんが、そう言う企業もあるようです

*3:つーか、育児は休暇じゃねぇよ……

*4:そう、残念ながら「後に」なのです

*5:2020年11月12日発売予定