ゆげゆげ日誌

中小企業に勤めるサラリーマンです。育休、趣味、その他について呟いています。

図書館利用のススメ

 これを読まれている皆さんの地域には、公立の図書館があるでしょうか?(いや、あると思いますが)

 その場所は把握されていますか? また、利用されていますか?

 お恥ずかしながら、僕自身、自分が図書館を利用するまで、「ここに図書館はある」と漠然と把握していただけで、全く利用していなかったんですね。10代は本の虫であり、今でも趣味の本(小説、TRPG、自転車関連、大分旅行系統)は楽しんでいるというのに……。

 

 事の発端は、妻です。

 ムスメが生まれ、育休も取得してしばらく経過した後、妻の手元に結構な育児書が揃っていました。

 折角なので便乗して読ませて貰っていたのですが、

「貴方も借りればいいやん」

 との一言で、図書館利用者カードの登録に行くことに。

 

 実は今の家に引っ越して3年近くなるのですが、図書館の利用はしていませんでした。今思うと本当に勿体ない!

 まぁ、目当ての棚となると、百冊満たない程度ですが*1、何よりそれ以外が豊富。つーか、子育ての合間に趣味の本を読めるのがとても良い!

 最新版やどーしても目当てにしたい本は流石に買うしか無い訳ですが、ただざっくりと知識を深める為に様々な本を読むだけならば、図書館はお宝の山でした。

 

 此処での本との出会いは自分の父親観に影響を与える結果となりました。

 以前、記載しましたイクメンと呼ばないで(うめ先生)は今でも楽しくニブンノイクジの更新を楽しみにしています。 

夫イクメン化計画奮闘日記

夫イクメン化計画奮闘日記

 

  後は料理の本や自転車関係の本をちらほら借りつつ、しかし、日中は時間が取れず、ムスメが寝静まった時間帯や早朝に読んでいたりするのでした*2

*1:勿論、それでも自分の部屋やkindleに入っている書籍に比べると多いわけですが

*2:この時間(早朝、5:50)とか。

2ヶ月検診がやってきた!

 2ヶ月検診がやってきたと言うか、2ヶ月検診に行ってきたと言うか、そんなお話です。

 

 夏の暑さが茹だる位の時期、ムスメが生まれて2ヶ月が経過しました。

 1ヶ月検診は里帰り出産の間だったので、僕にとっては『ムスメが生まれてから』初めての付き添い検診です。

 妻が通っていた産婦人科さんには紹介状を頂いている物の、実の所、妻にとっても僕にとっても、検診で選んだ小児科は初めての病院でした。

助産師さん:「紹介状を書きますが、病院はどうしましょうか?」

妻、僕:「えーっと」

※妻:大分に土地勘無い。僕:自分で通っている病院以外よく知らない。

 

 とりあえず、①近所である事、②風疹ワクチンを打った病院が系列の病院らしいと言う事の2点から、某小児科医を選択。

 結果的に明るくて相談に乗ってくれる、良いお医者様に巡り会えたと思います。

 フィーリング大事。

 妻としてもインターネット予約が出来る点、看護師さんの対応が親身である点などから、安心して通えている……のかなぁ。今度聞いておこう。*1

 

 さて。

 運良く小児科医はさっくり決まりましたが、ここからです。

 予約の電話は2ヶ月検診希望の2週間前に入れました。

 

 育休中の為、昼間のいつでも電話が出来る余裕があったのはありがたく、また、だからと言って「いつでも出来る」と思うと放置しかねないので、妻と2ヶ月検診の話題が上がった瞬間、電話する事にしました。

 病院からは「事前に問診票を書いて欲しいので、取りに来て下さい」との連絡あり。

 結果として、早々の予約で、バタバタと問診票を書くなどの対応が削減出来たので、良かったと思います。

 まぁ、病院で書かない分、「ここってどう書けばいいの?」の疑問が尽きなかったので、どっこいどっこいな気がしますが!

 

 そして、2ヶ月検診の当日です。

 多くの人はご承知だと思いますが、2ヶ月検診は2ヶ月検診と言うか、予防接種を受けに行く日、なんですね。僕は『幸せアフロ田中』で覚えました!

twiman.net

 まぁ、ともかくとして。

 その日、ムスメも予防接種3本、飲む薬1つの計4つの予防接種を受けてきました。

「いやー、ムスメが予防接種受ける時に見える顔が父親だと、僕が嫌われるじゃん」*2

 そんな軽口を叩いている時期が僕にもありました。

 当然ながら注射自体は初めてではありませんが、両腕に一本ずつ、片足に一本と注射を受ければ、乳児は泣く泣く。ぎゃん泣きです。

 看護師さんがもの凄くあやしますが、痛いのが消えるわけでは無く、そしてこれが大切な処置だと判ってくれる筈もなく、もの凄く泣きます。

 つーか、見ている親が痛いよ!

 でも、飲み薬はシロップのお陰か、凄くペロペロなめつつ、泣き止んだので、なんか、経験則的な凄さを感じたのでした。これが順番逆だと、泣いたまま帰ったんだろうなぁ……って。

 

 最後に育児への悩みを聞かれたので、便秘の話をして、処方箋を貰い、帰路についたのでした*3

 

 しかし2ヶ月かぁ……。

 一緒に暮らして1ヶ月も経ってないけど、ちゃんとお父さんで来ているか不安だよ、ムスメよ……。*4

*1:僕と違い、妻はデータ重視の感があり、今のところ拾えるサイトの口コミでは評判悪くないので、NG出していないと思っています。

*2:なお、この軽口は3ヶ月の予防接種で自分が抱いていたりするので、ほぼ意味なくなりました

*3:急に出かける事になり、僕は車を取りに単独で家に帰ったり、再び病院へ向かったり等をしたのですが、まぁ、別の話。

*4:まぁ、これを書いている時は既に4ヶ月超えているのですが

銭湯民族への道

 初めてムスメをお風呂に入れた時のお話です。

 海外では例え娘であれ、異性をお風呂に入れるのは虐待を疑われると言う一文を育児書で読んでしまい、泡食った日もありましたが、とは言え、此処は日本。そして、「父親に求められる育児」の第二位は「お風呂に入れる」だそうです*1

 なお、ムスメは既に一ヶ月検診後のため、沐浴ではなく入浴で良くなっている為、ベビーバスの出番はありません。

 そして、恐ろしいことにこのコロナ禍のお陰で両親教室は開催されておらず、ムスメの入浴については、ぶっつけ本番を余儀なくされた、という恐ろしい事態に陥っていました。

 とは言え、下準備は全て妻がしてくれていたので、僕はムスメの身体を洗って、お湯につけて、上がる際にスライドベッドの上でちょっと身体を拭くぐらい……の筈でした。

 まさかそれがこんなに大変だとは。

 もっと大変な沐浴の時代は妻一人でムスメの身体を洗っていたと言うのだから、もうちょっと労ってあげねばと、思う次第です。

●ムスメの身体を洗うのこと

 これは思ったより簡単でした。

 髪も身体もベビーソープで洗って上げれば良いだけです。首周り等、皺があるので皺を伸ばしながら、泡立てた泡を刷り込んでいくだけ……そう思っていた時期が僕にもありました。

 まず、当然ながら、赤子と言う存在は生き物です。しかも「洗っている間、大人しくなる」は周りと意思疎通が出来る様になってからです。

 両手両脚とピコピコ動かします。と思ったら何故か腕を突っ張って脇を洗わせてくれません。泡のついたままの指を舐め、口の周りを泡だらけにしたりもします。

 何より、首が据わっていないので、片手は常に首を支えていなければなりません。

 あの時ほど、腕がもう一本有れば! と思わずにいられませんでした。

 右手で首を支え、左手で作った泡を髪や身体に擦り付けていく……と、思いきや、右手で支えている後ろ首は左手が入り込みません。仕方なく、泡塗れの左手で首筋を支え直し、こまめに揺することで泡を擦り付けます。

 ――うん、無理だ。

 幸い、妻がお風呂用のマットを買っていた為、そこにムスメを仰向けに横たえ、身体を洗う作戦に出ました。

 ああ、両腕を使えるのはとても助かる――。

 背中は洗いづらいですが、横向きにするだけで背中とお尻にアプローチ出来ます。反対を向かせて側面を洗えば、何とか表と裏と横はカバー出来……うーん、多分、大丈夫。

「上手く洗えているのか?」

 これについては何処かの育児書に書いていた「未来の自分にバトンタッチ」を思い出しながら、汚れやすいところ(お尻や手足、首)は重点的に。見落としていたら明日のお風呂でリカバリー! と思い直すことで心の平静を保っていました。神経質になったら多分、精神病みます。それよりもまずはお風呂をしっかりとこなすこと。

 なお、洗い終わった後ですが、当初はかなり弱流にしたシャワーで洗い流していましたが、その内、浴槽から汲んだお湯を手桶で掛けることにしました。絞って出しているとシャワーのお湯の温度が低いものになってしまうと言うことと、その、えーっと。

 

  うめ先生のところの娘さんがシャワー嫌いになっているエピソードが頭の中を駆け巡り、そして手桶に頼ることになっちゃったのでした*2

お湯の中のムスメ

 身体の泡を流してしまえば、次はお風呂です。

 横抱きにし、首から下をお湯につけるように――げげっ。0歳児ってお湯に浮いちゃう!

 慌てて脚を支えていない手で押さえ、縦にお湯につけます。

 これ、首が据わったら楽になるのかなぁ……と考えながらも*3、ゆっくりと180秒――3分を数えて終了。

 スライドベッドの上に敷かれたバスタオルの上にムスメを乗せ、お包み状にムスメを包んでお湯を吸わせ、ミッションコンプリート!

「ねぇ、保湿した?」

「あっ!」

 ベビーオイルは塗れた身体に塗る物ですが、既にムスメはバスタオルの中です。

「まぁ、ベビーローション塗っとくわ」

 妻がリカバリーをしてくれたものの、痛恨のミスでした。とほほ*4

 ムスメはお風呂を上がると着替え→お薬(便秘薬)→授乳のコンボなので、その間、僕は晩ご飯の準備をしなくてはなりません。

 この間、約20分。その間に自分の身体を洗い、お風呂から上がって調理済みのおかずをレンチンしたり、コンロの火で温め直したりしつつ、バタバタとムスメのお風呂が終わるのです。

 時にムスメよ、何故お包み状態になると急にテンション上がるのか――。

●余談:銭湯民族とは

「でも、ムスメはお風呂が嫌いじゃないようでほっとした。血かな?」*5

 おんせん県出身として、また、ムスメも大分人である以上、温泉好きであって欲しいと思う。

「まー、そーかも」

 由緒正しく島津由来の系譜を持つ妻は頷いた後、ぽつりと。

「戦闘民族シマヅ寄りじゃなくて温泉民族で良かったと思うけども」*6

「あ、つまり、銭湯民族になっちゃうのね」

 ……。

 はい、お粗末。

*1:ちなみに一位は子供の遊び相手だそうです。遊んでいる間に家事を済ませたいお母さん方が多いのかしら?

*2:色々影響されやすいのは判ってます……。あ、ニブンノイクジは面白いですよ

*3:首が据わったら脇の下を支えたり、お湯の中を泳がせてみたりと出来る様になり、たいそう楽になりました

*4:しかし、残念ながらもう一回、同じやりとりをしてしまうのです。習慣化してないって怖い――。

*5:幸い、温泉も好きなようです。高級旅館の温泉では「ぐへへ」と奇妙な笑い声も上げました。聞いたもん!

*6:薩摩の人間は戦闘民族である、と言うお話は戦国クラスターとしては余りにも有名

赤ちゃんとお出かけの話

 ムスメが生まれて2ヶ月検診を受けるまでの間、2度ほど、僕、妻、ムスメの3人一緒にお出かけをしました。

 1つめは日中の寝床になるバウンサー系を購入する為。

 もう1つはベビーカーを購入する為です。

 今日はお出かけに関するお話を致します。

バウンサーが必要だ!

 大分に帰宅後、ムスメはずっとベビーベッドで眠らせていました。

 しかし、やはり相手は0歳児の子供。そして我々は日夜の家事があります。ベビーベッドは僕らの寝室に設置したため、そこに寝かせている間、どちらかが目を光らせていなければ万が一の危険もあります*1

 と言うわけで我々の結論。

「リビングにバウンサーなどの「子供が眠れるスペース」が必要だよね!」

 ちなみにこの時、妻には「子供を乗せて移動出来るストレッチャーのような物があれば楽だ」と言う思惑があったようですが、残念ながら僕はそこまで深く考えておらず。いつの時代も、男の方が浅はかな物です。

  結局、僕らの選んだのはこちら。

 腰が据われば椅子としても使用出来る優れもの。また、ゆらゆらと前後に揺らす事が出来るので、その揺れ心地に眠ってくれる赤ちゃんもいるとか。当方のムスメは気難しいのかも余り眠ってくれませんでしたが*2

 とは言え、何より便利なのは、車輪付きであると言う事。

 お陰で、お風呂上がりや設置場所と違う部屋で作業したい時など、移動が必要な際、楽々になりました。車輪にはちゃんと車輪止めがついている為、移動させたくない場面では車輪をロック出来る所も強みですね。なお、前後に揺らす際は安全の為、車輪はロックしましょう。

 また、ベルトで赤ちゃんの身体を固定出来るのも安心に繋がります。

 手を伸ばせると、もしくは寝返りを始めちゃうと、ベルトが無いとすぐに姿勢を変えちゃう為、不安で仕方ないんですよね。

 高さも調節出来るので、4歳までは椅子としても使い倒すつもりです。

ベビーカーも難しい

 唐突なカミングアウトですが、僕の趣味はサイクリングです。

 そんなわけで、ベビーカーもその趣味の観点が役に立つのでは? と、うっすら期待していましたが、案の定、その鑑定眼は全く役に立ちませんでした!*3

 さて、ベビーカーで僕らが優先したのは「収納箇所」でした。安全性なども気にはなったのですが、何よりも収納スペースをどれだけ削減する事が出来るか、と言う事に重きを置くことにしたのです。

 何せA型*4のデメリットは「スペースを取ること」と平然と書かれるくらい、巨大な代物なのです。

 そして、僕らが選んだのはこれでした。近所のトイザらスで安売りしていたのも決め手の一つでしたが。

 

  ただ、残念な事にこちらのベビーカー、枕のような設備が無いんですね。

 輸送中、ムスメが首を傾げると、その仕草は可愛いのですが、そのくの字の体勢のママ、戻らないんですね。

「これ、首が心配だなぁ」

 そんな言うわけで、こちらを購入。 

 これを使っていると象耳になってカワイイ! だけでなく。

 左右の枕に頭が押されて、自然とベビーカーの真ん中に来るので、くの字にならない! とちょっと一安心。

 合計したお値段としてはエッグ型のいい奴かっても良かったのでは?  と思わなくもないですが、まぁ、それはそれ。

 折り畳んだ際のコンパクトさを考えれば、些細な問題です。

お出かけの際の持ち物

 基本的にお出かけはベビーカーですが、抱っこをせがむのか、ベビーカーの中で大泣きされる事もあります。

 その時の為、抱っこひもを持ち歩ければ良いのですが、それだとかさばるので、スリングが大活躍しています。

 また、ちょっと長い外出になる場合は粉ミルクや哺乳瓶、お湯や乳首の携帯は必須ですが、いつ、うんちやおしっこをするか判らない為、オムツとオムツ廃棄用のビニール袋の携帯は必要です*5

 あと、ほそぼそとしたものを自分が持つことがあります。

 その際に気をつけているのは「不意の事故に備える」と言う物です。

 具体的に言うと、妻が抱いていたムスメの頭に鞄をぶつけてしまった……と言うことがあるので、以降、ムスメへの荷物は過去に使用していた帆布バッグを使用することになりました。

 自分の不注意でギャン泣きされるのは辛い……。

*1:2ヶ月になっていないので寝返りはありませんが、手足を動かした拍子に顔に掛け布団代わりのバスタオルが掛かってしまって窒息する等

*2:自動運転のAUTO SWINGの方であればもしかして……と今なら思わなくも……。

*3:ま、まぁ、素人なので、と言い訳しておきます。

*4:ベビーカーは赤ちゃんの対象月齢によってA型、B型に分けられます。ムスメは生後2ヶ月前だった為、A型が対象になります。

*5:我が家では妻が内職し、未使用オムツをオムツビニール袋に入れた物を大量生産、そのまま携帯する、と言うスタイルを取っています。

ミルクについて

 ムスメの食事は母乳・ミルクの混合を行っています。

 ミルクを作って飲ませるのは僕の仕事。母乳は当然ながら、妻の仕事です。

 色々な育児書を読むと、男性視点で羨ましいのは「おっぱいがあること」との記載がありましたが、実際、自分も同じ立場になると同じ事を考えるんですよね。

 いやー、本心からおっぱい欲しくなるわ……。

 ぎゃん泣きするムスメもおっぱいを含ませれば泣き止む……と言う経験も幾渡、重ねてきました。まさか妻に嫉妬する日が来ようとは……。

 あと、ミルクをあげている最中、片手がフリーになるのもちょっと羨ましいですね。僕のスタイルとして、右手は枕代わりにムスメの頭を支え、左手でミルクを飲ませる、が定番なのですが、少なくとも左手がフリーになればその間、スマホ見るなり読書するなり出来る! とちょっと羨ましいのです*1

 授乳中にスマホを見るのはどうなんだ、と言う考えの方もいらっしゃると思いますが、10分~20分で晩ご飯の調理を検索したり、育児マニュアルに目を通したりと、子供が大人しい10分は大変貴重です。この間は目こぼしして頂きたい! 健全に育たなかったらムスメに謝りますが、この時間があることで家事・育児がすんなりと動くことを理解して頂きたいものです。……これを誰に言っているのか判りませんが。

 

 さて、ミルクを与えるに当たって妻と、下記二つの約束をしました。

  • 3時間空けること
  • 2回連続でミルクをあげないこと

 3時間はミルクの吸収の問題ですね。

 生まれたての子供は満腹中枢が働かず、「疲れるまで飲み続ける」と言う事をミルクをあげるに当たり、知った次第です*2

 2回連続でミルクをあげるな、と言うのは母乳で乳が張って痛いから、ですね。

 尚、「ニブンノイクジ」と言う漫画で「母乳は(お母さんが)痩せる」との期日があり、聞いてみたら微妙な顔をされました。実際、どうなんでしょうね。

ミルクについて

 ムスメの飲むミルクについて、当初、使っていたのは明治のほほえみらくらくキューブでした。 

 ミルクを作る過程は

  1. 両手を清潔に洗い、哺乳瓶にミルクの素(大体粉ミルク)を必要量入れる。
  2. 作ろうとする量の2/3くらいの熱湯を入れ、ミルクを溶かす。
  3. 湯冷ましなどを入れて量を調整。同時に湯冷ましの低温でミルク自体を冷やす。
  4. 乳首をつけ、軽く混ぜる。
  5. まだ火傷しそうな温度であれば、流水を哺乳瓶に掛けながら冷やす。
  6. 乳首の尖端から自分の手にミルクを落としてみて、火傷しそうに無ければ子供に飲ませる

 こちら、 1つのキューブが40ml用のミルクになる為、1の必要量をいちいち「スプーンで計って……」などせず、ポンポンと作ることが出来ます。また、キューブが見える為「あれ? いま、粉ミルクどれくらい入れたっけ?」と言う悩みが解消されます。

 とは言え、赤ちゃんにも味の好みがあるようです。ですが、赤ちゃんが問題なければこれほど楽なミルクもない!

 ……と、思っていたのです。

 問題はコストです。

 お値段が高いのです。

 缶の粉ミルクの二倍ぐらいです。

 ただ、手間をお金で買ったと思うと、結構楽なんですよね。これ。

 色々紆余曲折あり、我が家では粉ミルクにとって変わられたのでした。

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  ちょ、調乳頑張る……。

液体ミルクのススメ

 ムスメが生まれてからこの方、「授乳室があるか?」「オムツを替えられる設備があるか」等、子供中心を連れて行って問題ないか、と言う観点から出かける場所を考えるようになっちゃいました。

 とは言え、どうしても授乳室がない処に出かける必要が出来たりします。

 こういう時に便利なのが液体ミルクです。 

  液体ミルクが解禁されていなかった頃、世のお母さん達は粉ミルクとお湯入り魔法瓶を持参していたとの事ですが*3、液体ミルクはその煩わしさから解放してくれます。

 なんと、紙パックに付属のストローをさして、哺乳瓶に移し替えるだけ*4。缶タイプであれば、プルタブを開け、これまた哺乳瓶に移すだけです。

 まったく、便利な世の中になりました。

 ……コストさえ度外視すれば。

 

 あーあ。やっぱり世の中お金だなぁ……。

*1:後述しますが、これを言うと多分「じゃあ乳の張りで痛いのも変わってくれ」と言われそうなので、口に出しませんが。

*2:今は満腹になったら乳首から口を離します。思う通り飲んでくれないのも難ですが。

*3:いや、我が家でもまだやってます

*4:紙パックは直接紙パックに乳首を着けることが出来るアタッチメントも存在しています

うんちのお話

 育児で避けて通れない下(おしっことかうんちとか)のお話です。

 そんなわけで、その手の話が苦手な人はこの辺りで回れ右した方が良いと思います。

 

 さてさて。

 子育てで、オムツ交換、中でもうんちが伴ったオムツ交換は男性にとってかなりハードルが高い作業のようです。

 かくいう僕も、当初はとても苦手でした。

 おしっこはまだ良いんです。うんちが出た時、交換しなければいけない時の絶望感と言ったら……。

 今でこそ普通に交換出来ますが、当初は悲しいかな、妻の手助けを思いっきり借りていました。

 まぁ、習うより慣れろというか、何度も繰り返せばやれるようになるものです。

 と言うわけで、オムツ交換、特にうんちについても積極的に関わってみましょう。

ムスメ、便秘のこと

 大分に帰る前に、妻に告白されました。

「ムスメ、便秘気味っぽい」

 当時、二、三日、出ないのは当たり前。五日出ないと「浣腸すべきか?」と悩ましい日々が続いていたようです*1

 そして、大分に帰った二日目。

「ぶぼぼぼぼっ」

 と凄い音が響き、ほぎゃーほぎゃーとの鳴き声が少し遅れて響いたのが、トリガーでした。

 記録を見返すと、実に五日ぶりのうんちのご様子。

 あ、僕と妻は「ぴよログ」と言うアプリを使用し、ムスメの記録を共有しています。

play.google.com

 そして、五日ぶりのうんちですが……。

 溢れんばかりの量。オムツの中に、大洪水とはこのことだ、と言わんばかりの緑濃茶色の液体が溢れています。

 ああ、ミルクばかりだから固形便じゃないのね……。

「量が多いから、おまる持ってきて!」

「あらほらさっさ-!」

 おまる(と名付けた洗面器)にムスメのお尻をつっこみ、お腹を刺激する妻。その間、オムツをトイレに持ち込み、便器の中に内容物を棄てつつ、丸めてオムツ廃棄用BOXへ突っ込む私。

「全部出たみたいだから、シャワー浴びせます!」

「了解!!」

 妻を司令塔にしつつ、おまるの中身も便器内に棄て、トイレットペーパーで拭って掃除掃除。

 それが終わったら今度は服を洗い、着替えを用意し、バスタオルを用意し、妻とムスメがお風呂から出てくるのを待つわけで……。

 はい、気付かれているかも知れませんが、周りの準備はしていますが、オムツの交換をしていないんですね。僕。

 まぁ、言い訳をするとこれが初めてのうんち遭遇だったのと、妻がテキパキとしちゃった為、出番が無かった、と言う実態がありますが。

 シャワーを浴び終え、きゃっきゃっと喜ぶムスメを前に、無力感を覚えたのを今でも思い出します。

 とは言え何回目かになるまで、自分主体で動けなかったので、やはり経験則は大事だなぁ、と思う次第です。

 もしも旦那さんがうんちのオムツ交換を協力してくれないとお嘆きの方がいましたら、そこは一つ一つ教えながら、見守って上げて下さい。

それは突然やってくる

 そのオムツ交換の機会は、突然やってきました。

 妻が所用で家を空けた間、ぶりぶりと凄い音がムスメから響いたのです。

「ああ。来てしまった!」

 悩む暇有りません。覚悟を決めてオムツ交換に取りかかることにしました。

 その時、読んでいた育児漫画でこんな情景があり、その再現だけはならないと心に決めていたのです。

「旦那に預けて半日家を空けたら、こんもりとうんちのつまったオムツの子供が出迎えた」*2

 その情景を思い出してしまった以上、致し方有りません。さぁ、オムツを替えるか!

 さて、オムツをオープン……する前に、横から覗いてみます。

 便秘は治っていない為、やはり凄い量です。大さじ3杯とか書くと料理本みたいですね。オムツに吸われた後にこんなに残っているのですから、大した量です。

 まずはオムツを交換しなければなりません。古いオムツの下に新しいオムツをしき、両脚を持ち上げ、お尻周りをお尻ふきでえいやと拭き、古いオムツにお尻ふきを突っ込んでしまえば……。

 ああ。手が足りない。左手で両脚を押さえ、右手でお尻を拭いてると、古いオムツを持って行く手がありません。しかし、此処でつるんと左手を話してしまえば、ムスメの両脚はうんちの泉へダイブしかねず、そうすると被害がもの凄く拡がりかねません。ムスメの服はおろか、ベッドや自分の服すら汚しかねない!*3

 ムスメの身体を変な方向に曲げないように、自分の身体を変な方向に曲げつつ、右手のお尻ふきを左手に渡し、空いた右手でさっと古いオムツを抜き取り……ぎゃぁ、親指にうんちがついた!

 その後、二次災害を防ぐ為に親指を立てつつ、何とか人差し指中指で新しいオムツをムスメに装着させる自分の姿がありました。トイレでのオムツの処理、並びに手洗いを経て、ようやく人心地ついたわけです。

 いや、これは大変だ……。

準備が大事

 繰り返しになりますが、おしっこ後のオムツの交換は大抵の人が大丈夫と思います。

 余程の事が無い限り、オムツの吸水材がおしっこを吸い取っている為、オムツを外す→新しいオムツを着ける→古いオムツをぽいする、で終わっちゃうんです*4

 これがうんちとなると、現物の処理が必要であり、その現物の処理こそが男性の苦手とすることなのです。

 もう、これには色々と手を打つしか有りません。なお、これは妻が始めたことでしたが、今では自分も一緒にやっています。

 と言うわけで、オムツ交換をするに当たっての心がけを記載します。

  • まずはキミが落ち着け、の精神を持ちましょう。
  • オムツ交換の前に準備をしっかりしよう。
  • 使い捨てのシートを敷こう。
  • 後は開き直ろう。

 子供のことを考えれば、オムツが汚れた瞬間、すぐに交換して上げたいのは当然です。ですが、手間取れば手間取るほど、互いに嫌な時間を過ごします。無理な身体の持ち方をして子供を怪我させる可能性もあるので、一端落ち着きましょう。

 深呼吸をしつつ、代わりのオムツ、お尻ふきシートが手元に届く位置にあるか確認しましょう。

 場所によってはオムツ交換台を探さないと行けないかも知れません。その時も落ち着いてそこに向かいましょう*5

 オムツを交換する場所が決まれば、そこに使い捨てのシートを敷きます。

 例えばベッドの上でも不慮の事故でうんちを零してしまった場合、使い捨てシートがあれば「助かった」と言う気持ちになれます。そこがソファーの上でも、床の上でも、使い捨てシートは貴方の強い味方になってくれます*6

 オムツ交換用の使い捨てシートですが、こんなのがあるようです。 

  ですが、ウチではこっちを使っています 。

  いや、ムスメをペット扱いしているわけではありません。ただ、使い捨てシーツの用途、数量を考えると、ペットシーツは有能なんです。

 レビューで問題になっている吸水性も別に吸わせる事が問題じゃないので全然平気。

 何より金額に対して枚数が多いのが助かります。

 「ペットシーツを子供に使う」に抵抗感がある方もいるかも知れません。それは仕方有りません。ただ、お尻ふきシートで顔を拭いたりするのと大差ありません。ペットシーツにはペットにしか使えない薬効成分があったりとかしないのです。

 まぁ、どちらでも良いので使い捨てシーツを敷く事で、ダメージを最小限に抑える事が出来ます。使用後の使い捨てシーツは当然、オムツと一緒にぽいっと棄てます*7

 後は開き直ることが大切です。

 手にうんちがついても洗い流せば良いです。出来れば被害を広げない方が良いですが、拭えば良い場所に零れたらお尻ふきシートで拭っちゃいましょう。

 服に付いたら……ま、まぁ、洗えば取れます! そこはドンマイ!

便秘の話

 4ヶ月が経過したムスメですが、未だに便秘は続いています。

 ただ、小児科の先生に便秘薬を処方して頂いているので、今のうんち頻度は二、三日に一度くらいです。

 量は大分少なくなり、二日分であればオムツが全て吸ってしまう位まで減りました。

 うん。病院大事だわ。

 一回に出す量が少なくなれば、その分、心の平穏が保てます。

 今後、離乳食が始まったら、便秘になりづらい離乳食を試してみますわ……。

*1:そして、大体五日目にうんちしていたそうです。お医者さん的には病気では無く「その子のペースならば仕方ない」と言う判断でしたが、うんちしないと親としては心配になってしまう物です。

*2:要するに帰宅まで、旦那が子供のオムツ交換してくれていなかったと言う話です。

*3:今でこそ「手が汚れたら洗えばいいやん」と言えますが、やはり汚物は汚物。当時は手に触れないように頑張っていました。頑張る方向が違うだろうとも今なら思いますが。

*4:おしっこをお尻ふきで拭うとか、ケアの為にクリームを塗らなければいけないとか、そう言うご家族もいらっしゃるかも知れませんが。

*5:余談ですが、出先ではオムツ交換台を探す癖がついてしまいました。

*6:また、出先のオムツ交換台でも敷くことをお勧めします。汚し防止半分、後は逆にオムツ交換台から貰っちゃう方への感染症防止に役立ってくれるので。

*7:当然ながら、オムツの処理と同様に扱って下さい。そこら辺のゴミ箱にポイ捨てとかはNGです。あと、臭うのでビニール袋に入れる際は必ず密閉をば

ムスメ、大分へ向かうのこと

 一ヶ月検診も終わり、ムスメが大分へやってきたのはちょうど、夏も真っ盛りの頃合いでした。

 ようやく血を分けた我が子と初対面……と言うわけでは無く。

 いえ、直で会うのは初めてだったのですが、妻が寝室に取り付けていたスマートスピーカーのお陰で、実はこの一ヶ月間、顔や諸処の動作を見ることは出来ていたのです*1

 とは言え、向こうとしては初めて見る顔なわけで。

 1ヶ月という時期なので、人見知りはせずとも「え? 誰? この人?」みたいな視線は感じるわけですよ。お父さんですよ~。

 なお、この時ムスメの体重はようやく4キロに届く、届かない位。

「ちっさいなぁ」

 と言うのが第一印象。

 お腹を痛めて産んだわけではない僕ですが、眉の形とか目の辺りを見れば自分と同じ眼差しを感じる為、自然と慈しみみたいな感情がわき上がってくる……と良いなぁ、と思っていました。

 正直、「この子を守らなければ」と言う義務感はあったものの、父性感情については良く判らなかったです。

県をまたぐ移動

 コロナ禍の影響で県をまたぐ移動は自粛して下さい、と言われていた頃合いでしたが、妻の実家が大分では無く別の県だった為、そこからの移動はどうしても必要です。なので「必要最小限の移動」と言う事で出来る限り万全を期す方向で旅行計画を立てました。

 まず、子供を含めて3人はグリーン個室で移動すること。

 母乳をあげられない状況になる可能性があるので、液体ミルクは準備しておくこと。

 

 ちなみに我が家ではアイクレオを利用しました。

 量が125mlと少ないこと*2にくわえ、子供が生まれたとき、僕がお店にあるありったけのアイクレオ6本を買い占めてしまったのが原因でした。

 その準備をしつつ、まずは僕が大分から妻の実家へ移動。翌日、僕、妻、ムスメの3人で大分へ戻る手筈となったのですが。

 結果、ちょっとしたトラブルがあったものの*3、ギリギリで何とか乗車。ただし、駅弁などの昼ご飯は購入出来ず!

 やはりぶっつけ本番と言うか、下調べ無しはかなり危険ですね。今後、気をつけよう。

 と言うわけで、ムスメは人生初の電車へ。僕ら二人は人生初のグリーン個室へIN。

 

 そして、そのグリーン個室ですが、部屋の広さは3畳ほど。テーブルに椅子2つと3人が腰を下ろせるソファが1つと、最大5人くらいはくつろげそうです。これがグリーン車の大人2人分の料金だなんて!

 勿論、グリーン個室なので、ムスメをソファに眠らせていても誰も文句言いません。ああ、でも寝返りを打つようになったらソファで寝かせる作戦はNGだなぁ……。

 窓から景色を眺められますが、そこもカーテンさえ閉じれば、母乳をあげる事も出来ますし、オムツの交換も問題ありません!*4

 ビバ、グリーン個室! もう二度と個室じゃない電車旅に戻れないかも。

 

 ちなみにムスメは生まれて初めての海とか線路とか見て大はしゃぎ……していたのかどうかは判りませんが、移りゆく景色を目で追いながら、それなりに楽しんで、楽しんで……。

「おぎゃー。おぎゃー」

「ああ、泣いた! オムツ? それともミルクか? とりあえずあやさなきゃ!!」

 大人しい2割、眠る5割、泣く3割だった感があります。

 まぁ、それでも周りに乗客がいないので、泣かれても気が楽、と言うのは個室ならではですね。ビバ、グリーン個室!!(二回目)

初、ムスメを抱き上げるのこと

 コロナ禍の影響で両親教室が無かった為、妻の実家でムスメを抱き上げるのが、生まれて初めての赤ちゃんを抱き上げる機会となってしまいました。

 正確には1年半前に生まれて1週間も経たない姪御を抱っこしているのですが、その恐怖はその時もまだ、癒えていませんでした。

「首を右手で支えて、左手でお尻を支えて、右手をスライドさせて右腕にムスメの頭を乗せて……」

「わわ! スライドさせたら頭が着いてくる! 変な角度になりそう!」

「そこを頑張って!!」

 って、根性論かよ! もうちょっと理論的に教えろよ!!

 と思いつつ、おっかなびっくりで初抱き上げ。

 抱き上げて安定さえすれば、重さにして4キロほどの存在を両手で支えている訳ですから、そんなに辛いわけではないのですけど……怖い。

 生命って怖い。小さいって怖い。それが正直な感想でした。

 まぁ、とは言え、慣れなければ育児が出来ません。そして慣れていかなければ色々な局面で困ります。

 そんなこんなで、妻の実家では恐る恐るだった僕も、電車を通して自分の家に帰り着いた頃には何とかサマになるくらいにはなっていたのでした。

 ふぅ。怖かった。

そして夕ご飯

 妻の実家ではお義母さんの料理でしたが、家に帰れば僕が料理をするしか有りません。一人しか家にいなかった時は外食で済ませていたりもしましたが、これからは3人。ムスメはおっぱいかミルクなので、二人分を用意する必要があり、そして、それは僕の仕事でもあります。

 その日、妻が好きな料理と言う事で、麻婆茄子+豆腐を準備したのですが……*5

「あ、辛いものと油物は乳腺炎になりやすいので次回からは避けてね」

「りょ、了解。善処します」

 まだまだ勉強が足りなかったのでした。

 食に関するお話は続くのですが、ともあれ、二人を迎えることが出来ました。

 お帰りなさい。妻よ。

 そして、いらっしゃい。ムスメよ。此処で一緒に生きていこう。

*1:スマートスピーカースマホアプリでのビデオ通話でした。やっぱり文明の利器って凄いなぁ

*2:一回開封したら出来る限り使い切りたい=飲み干してもらいたい為。

*3:お義母さんの希望で少しドライブして乗る予定ではない駅で乗ろうとしたら、工事をしていてどこから改札に行くのか判らなかったと言う。

*4:僕らはおしめ交換用のシーツを敷いて、万が一零れても受け止められるようにしていました。

*5:妻はエスニック系や中華系のご飯が好物なのです。出産までの記憶では。