ゆげゆげ日誌

中小企業に勤めるサラリーマンです。育休、趣味、その他について呟いています。

ハイハイのような、そうでないような。

 ムスメがとうとうハイハイをしました。

 とは言え、「足はまだ持ち上がったまま」状態での前進なので、はいはいやずりばいと言うよりも「匍匐前進」ではあるのですが……。

 それでもここまで来たんだ、とちょっとだけ感慨深く思いました*1

 ムスメが生まれてようやく半年程です。

 当初、天井を見てパタパタと手足を動かすか寝てるかしかしていなかったムスメが、気がつくと寝返りを打ったり、首が据わったり、お腹を中心に方向転換したりetc、etc……。

 そう言えばミルクの量も最初は一回の量が100ccがやっとだったのが、次第に120……150……と数を増やしていき、今では200ccを飲みきります。いや、20~30ccは残すことが多いので、ここはまちまちですが。

 離乳食にしても、今や野菜を各5グラムずつ食べている*2ので、このまま、よく食べる子に育って欲しい次第です。ああ、でも、肥満とか生活習慣病とかはならないで欲しいかな! まったく、親の欲目は限りないとはよく言った物ですね。

 

 考えてみれば此処までの約半年。

 光陰矢の如しの言葉通り、駆け抜けつつもあっという間に過ぎ去ってしまった気もします。その日その日はバタバタしてたり、大変だったりするんですけどね。今思うと、「早かったなぁ」だとか「え? もう半年?!」だったり。まぁ、人生もそんな感じですが。何かをやっている間は楽しかったり苦しかったりするのですが、思い返すと嘘みたいに一瞬で。だからこそ「苦しいのは今だけ」みたいな文言が出るんだろうなぁ、と思いつつ。そうは言っても、その時の苦しさが無くなるわけではないのですがね。

 

 午前6時になり、ムスメがうぇーんと小さな泣き声を上げます。

 朝食ならぬ、朝ミルクの時間です。

 ミルクをあげている最中にログを取る為、スマホを操作したり、時間潰しにとツイッターを見ていたりするのですが、最近、ムスメがそんな自分をじっと見てきます。

「ねぇ、とうちゃん。私に構ってよ」

 とでも言いたげに。

 雨隠ギドさんの『甘々と稲妻』で、娘(つむぎ)が父親(公平さん)に「食べるとこ見てて」と言うシーンがあるのですが、このシーン、結構謎だったんですよね。言いたいこと判るけど、そう言う子はいるのか? って。

 でも、読んだ翌年ぐらいに甥っ子が自分の母(私の妹)に同じことを言っていたり、今のムスメが「ミルク飲むところ見てろよ」ばかりに見上げてくるのを見ちゃうと、「成る程。こうやって子どもの承認欲求を満たすんだな」とかへそ曲がりなことを考えちゃったりしちゃいます。 

甘々と稲妻(1) (アフタヌーンコミックス)
 

  ちょっと抑圧気味に育った自分が色々と表に出せず、背負い込みがちな性格になっちゃったので、ムスメには伸び伸びと、自分を主張出来る人間になって欲しいなぁ、と思う次第なのでした*3

 まぁ、焦らず、ゆっくりと大きくなって欲しい、ムスメよ。

*1:「ちょっと」なのか「深い」なのかどっち?! って気がしますが。

*2:現時点で「米粉小さじ一杯分の米粉粥、南瓜と人参の野菜パウダー5グラムずつを水で戻した物、すりおろしたほうれん草を同じぐらいの分量 と言った感じです。

*3:他人様に迷惑を掛けない程度に自己主張出来れば尚良し。