離乳食の話
ムスメの離乳食が始まりました。
我が家の食事担当としては、娘が生まれて五ヶ月間、とても楽しみにしていた時期です。
そう。当然ながら、僕が父親である時点で、おっぱいを上げることは出来ません。
ミルクをあげることは出来るのですが、我が家は完ミ*1ではなく、また、おっぱいが張っちゃうと言う理由でミルクは妻主体の、「妻に伺いを立ててからムスメにあげる」と言う状況です。
勿論、離乳食だって上げる時間が決まっています。ただ、これをクリアすれば、自分の作ったご飯をムスメに食べて貰えるわけで、そう考えると、その先を楽しみにする事が出来ます。
何より、離乳食自体、「僕が作ったご飯」であることは間違いないですからね!
と、思ったのですが。
普通に面倒臭いわ、これ……。
世の中のお母さん方の苦労が偲ばれます。大人と同じ物を食べさせたい、のが本音の所。
とは言え、先も書いたとおり、離乳食をクリアせねばそれもままなりません。頑張らねば。
ともあれ、保健所から誘われ、大分市の離乳食講習会を受けることは受けたのですが、一度講習を受けただけで全てが完全に出来れば、苦労はありません。
と言うわけで、教本代わりに購入したのがこちらです。
主婦の友社なら間違いないだろう!*2 と言う安直な考えです。
結果として、離乳食のレシピだけで無く、進め方や実例などを交えたページが半分近く割かれている為、読みやすくて助かっています。教本のあるなしではやっぱり違いますね。
準備も万端。
ムスメ用の器を用意しつつ、離乳食開始です。
とは言え、極力労力を省きたい我が家は、現在、米粉で作った10倍がゆ、野菜パウダーを水で戻したもの に極力集中しております。どれも必ずレンチン30秒しつつ、ちょっと煮詰めてとろみを出したりと調整はしていますが、もう、世のお母さんが見たら「手抜きも手抜き!」と眉をしかめそうです。ブレンダーを買ったのにまだ出番がありません。そろそろ葉物に挑戦するので、ようやく出番が来そうです。
さて。離乳食を食べているムスメの様子ですが。(教本通り、最初の一週間は米粉粥、そこから野菜を増やしています)
当初、米粉粥は結構好評……と、思われます。きっと。
もともと食事をする時に興味深く僕らを見ていた経緯もあり、食事そのものに対する嫌な感じは無かったのでしょう。
あと、ムスメ用に陶器のスプーン*3を購入したのも、舌触りが良い為か、功を奏した感じです。
スプーンが小さいので「一口……お、食べた。もう一口……行ったね。これはどうだ」とかやってたら妻から「やり過ぎ!」と注意を受ける始末。はい、最初はスプーン一口で様子を見ましょう。
米粉粥で一週間様子を見つつ、次は野菜です。
当初、ポタージュ状ではなく、すりおろし状態で上げてみたのですが、こちらは不評。初めての食感やら、米粉粥にない甘みや苦みや色々な味わい、ということもあるのでしょうが、顔をしかめ、首をいやいや。吐き出さないまでも、これはちょっとショックでした。まぁ、初めての食事なので一口で終わりなのですが、明日から大丈夫か、とちょっと不安に。
翌日、ポタージュ状にして挑戦すると、これは完食。離乳食もなんとか行けそうです。
現在、潰した果物も食するムスメ。
このまま様々な食材をアレルギーなしで乗り切ってくれればいいのですが……。