ゆげゆげ日誌

中小企業に勤めるサラリーマンです。育休、趣味、その他について呟いています。

百日経ったら何にする?①

 ムスメが生まれて百日が経過しました。

 ちなみに出産日を0日と数えるのか、1日と数えるのかで嫁と議論するハメになりました。この辺り、難しいなぁ*1

 とは言え、今回に限っては問題ありません。

 両方祝えば良いのです!

 さて、世間ではコロナ禍、そしてGoToトラベルの時勢です。

 更に我らが大分県別府市では「湯ごもりエール泊別府鬼割プラン」なる取り組みがされていた為、思い切ってこれを利用し、普段行けないような旅館に泊まり、翌日、百日祝いの昼食をする事にしました。

beppuoniwari.com

 0歳連れと言う事で、不安がありつつも、電話予約。

 そうしたところ、旅館的には問題ないと断りを入れられつつ、もしも周りが気になるなら離れは如何かと提案されました。

 流石に旅行中、隣の部屋の人が「泣き声が五月蠅い」と怒鳴り込むことはなかろうと思いつつも、自分達も余計な気を遣わないのがいいと、ちょっと割り増しで離れのお部屋を選択。

 そして胸をウキウキさせ、鉄輪の高級旅館へと向かったのですが――。

 

 広い! 和室とベッドルームが別だわ!

 内風呂と露天風呂がある! 当然貸し切りよ!(なお、大浴場もありましたので、全て楽しませて頂きました)

 赤ちゃん用のアメニティもある! つーか、温泉の隣にベビーバスも用意されているぞ?! 凄い! 凄い! 痒いところを凄く掻いてくれる所だ!

 夜は外に食べに行こうと思っていましたが、部屋のくつろぎ具合に

「もう一歩も外に出たくない!」

 と言い出したのは僕の方でした。何に謝っているか判りませんが、ほんと、申し訳ない。

 旅館に相談すると、晩ご飯つきのプランに変更して頂ける旨のご返答を頂け、なおかつ、0歳児がいるということでお部屋に運んで頂けることに。もう、至れり尽くせりです。その分お値段が高いのですが……。

 ともあれ、断られるかも知れません、と言う前置きをしつつ、0歳児との旅行は宿泊先にその旨、しっかりと伝えることが大事だと実感しました。まあ、それにプラスしてサービスがしっかりとした場所の方が、快適に過ごせるというお話でもありますが!

 

 そして、折角用意してくれたのであればと、ムスメと早速温泉です。

 旅館の人曰く、

「内風呂の檜風呂は温度を低めに設定しておきました」

 とのこと。ほう。

 温度にして40度に足らずと言った処でしょうか。いえ、言っているだけです。確かにぬるくは無いけども、熱いとは言い難い温度という感じ。温泉の「ぬる湯」をちょっとだけ冷ました感じと言えば……た、多分、別府人にゃ通用するかな?

 この温度ならムスメがゆだることもなさそうです。

 それをベビーバスに貼り、服を脱がせたムスメをON。いや、INか? ともあれ、ムスメにとっては初の温泉です。

 そして入浴のその瞬間。

「ぐへへへへ」

 いや、ぐへへへへってお前。

 どうやら僕の身体に流れる温泉民としての血が騒いだ模様。コイツ、やっぱり僕の子か……。*2

 ちなみに、単純に「目の前で入浴させてくれている人がめっちゃ嬉しそうだから反応して笑った説」が強いのですが、気にせず、「温泉民族の血が騒いだので笑った」と言う事にしています。ええ、こけの一念岩をも通す、です。誤用。

 なお、この旅館宿泊以降も何度か温泉に入れているのですが、ぐへへと笑うことも無く、やはり前者かと思わなくも無いですが、挫けません。温泉は良い物だって思想に刻み込むしかないのです。

 しかし初の温泉が高級旅館とか、なんて贅沢な……!

 

 ムスメをお湯にいれ、入浴が終われば自分が入浴です。

 長時間入るのはムスメと嫁が寝静まっても出来るので、今はさっと身体を洗い、温める程度の入浴時間に。

 その間、嫁はムスメ用に用意してくれていた子ども甚平を着せ、もの凄く興奮状態に。親馬鹿此処に極まれけりですが、甚平サイズが少し大きかった為、ちょうど萌え袖風になってしまい、いやもう、可愛くて可愛くて仕方なく、思わず写真撮っちまったい!

 そして、夕餉まで和室で転がりながら、持ってきた本を読むと言う、なんとも「何もしない贅沢な時間」を過ごさせて頂きました。

 多分、根が貧乏性なので、ムスメがいなければ「折角来たのに出かけないなんて勿体ない!」と言いながらバタバタ出かけてたり飲み歩いたりしてた気がしますが、ここにきて、全てをやって貰えるという贅沢を知ってしまうとは……。

 まぁ、これが3歳ぐらいになると「何処か連れて行け!」とか言われそうなので、こんな贅沢な旅行も期間限定なのでしょうね。

 と思いつつ、普段では食べることのない豪華な料理に舌鼓を打ちつつ、夜はまた更けていくのでした。

*1:調べた限り、医療的には0日、行事的には1日の様です。

*2:しかし、僕の両親が別府に住んでいただけであり、代々の別府民ではないので、温泉民族と言い出すのは如何かと思うのですがまぁ気にしない。